●アダルトチルドレン業界のひみつ2
こんにちは。岩田とよです。
今日は、アダルトチルドレン業界のひみつの続きです。
ぜひ、前回からの続きでお読みいただければ、と思います。
「解決」には2種類ある
の続きですが、
あなたが今している事は、どちらを解決するものでしょうか?
1、「過去や、親についてのこだわり」を手放すもの
2、「生きづらい心のクセ」を克服するもの
アダルトチルドレンを対象にしたプログラムは、
過去や、親に向き合うものが多いですよね。
あなたが1の、「過去や親へのこだわり」を
手放すことが目的ならいいのですが、
2の、「今、持っている生きづらさ」を解決するために、
過去や親と向き合っているのだとしたら。。
すでに、相当な時間を費やしているのではないでしょうか。
アダルトチルドレンで苦しくて、卒業するために色々と試している方は
過去が許せなくて、カウンセリングやワークショップに参加する
というよりは、
「今」日常的に苦しいから、
その、「生きづらい心のクセ」を解消するために、
原因である「過去」に向き合って解決しようとしている。
という人の方が多いように思います。
がんばって改善しようと、何年も様々なものを試しているのに
1、の「過去や親への想い」は解消できても、
2、の「生きづらい心のクセ」が残ってしまう。
また、2にアプローチする方法で多いのは、
認知のゆがみに気づく、というものだったりします。
「この考え方がかたよっている」と
頭で理解して、変えられるのならいいのですが。。
その新しいものの見方が、本当に自分の身になるまでには、
毎日コツコツ、新しい方を選択して、違う結果を受け取って。。
という、気の遠くなるような修行が待っています。
アダルトチルドレン業界のひみつ、とは。
過去のできごとや、親と向き合い、
「過去」への想いを手放すことと、
「今」の苦しみである、
「生きづらい心のクセ」を解消することは、別である。
と言わない、ということです。
まぁ、意図的に言わないというよりも、
明確に区別して認識していないのだと思いますが。。
みんな、苦しさが解消されないのは、
過去に向き合うのが不十分だから、
インナーチャイルドが癒されてないから、
過去の感情を感じきれていないから、と、
そこにある、すべてのプログラムに参加したり、
何年も通ってくれるので、言う必要もないですし。。
もちろん、何年も通うと、昔より楽になった、と思うのですが、
年齢が上がるだけでも、過敏さがうすれて、
少しはラクになりますからね。。
もちろん、過去に向き合うことがムダだと言っているのではありません。
親のせいで、こんなに苦しくなったじゃないか!と
親を責めたい気持ちが残っていると、
自分の苦しみがなくなったら、許すことになるのでは?
何もなかったことになるのでは?
という気持ちがじゃまをして、苦しさを手放さないことがあるから。
でも、もう過去に充分向き合って、
親への怒りもないのに、
アダルトチルドレンの特徴である、
生きづらい心のクセが変えられなくて、
そのために、もう何年も、様々な場所に通っている方が、
意外と多いのではないか、と思います。
自分はいま、アダルトチルドレンの、どの段階にいるのか。
解決したいのは、過去への想いか、今の心のクセなのか。
わかった上で選択する、というのが大切かな、と
アダルトチルドレン業界に、たくさんお金を落としてきた、
もと当事者は、思います^^;
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