とよさん、こんばんは。
先日の「AC卒業セミナー 女性性とパートナーシップ」では、どうもありがとうございました。
セミナー中、いくつも、我が意を得たり、という言葉があったのですが、
ベストワンが「元気になってだらだらする」でした。
わたしはずうううっと、元気がなく(人からはもれなく、元気そうねといわれるのですが、自分のなかでは)疲れやすく、
いつもいつもだるいので、だらだらだらだらしていました。
これでもし、いろいろラクになって、元気になってしまったら、しゃきしゃき働かなければならないのか、
いやだなああ(だるい自分が考えるわけですからね)と思っていました。
しゃきしゃきちゃっちゃか働かなくちゃならないくらいなら、ずっとだるいほうがいいよ、というメリットがあったんですね。
それが、この「元気になってだらだらする」を聞いたとたんに理解できて、
ああ、いいなー、と解放感を覚えたのでした。
それで、帰宅したら、ほんとうに体がラクでした。
ようし、今夜から元気でだらだらの始まりだあ、ととてもワクワクしました。
そんなラクな状態で、つらつら考えていたら、すごいことがわかってしまいました。
「恋愛や性は良くないものである」の書き換えのときに、
んん?という抵抗を感じたのですが、これはほんとうにわたしの最強の、といってもいい思い込みでした。
わたしは婚外子として生まれました。
父は妻子を捨てて、母とわたしとの暮らしを選びました。
父は母を愛しているとわたしにもいっていました。
母も15歳離れた父を好きになったいきさつなど話してくれていました。
だから二人は「恋愛」をしたのであり、濃密な「性」の世界をくぐったと思いますが、
それらは、第三者を裏切ったり、傷つけたりしたので「良くないもの」でした。
しかし、それがなければわたしの存在はありません。
だから、わたしは「恋愛は性は良くないもの」と思いながらも、避ける方向ではなく、
自分も憧れるようになっていたのです。
ただし「良くない」状況において、ということです。
それは両親のなぞりであって、わたしの知るたった一つの形だったのです。
だから、結婚前には既婚者を好きになりましたし、
結婚してからは夫以外の人を好きになりました。
恋愛と性についてはつねに「良くないもの」として成立させてきました。
書いていると恐ろしいですねえ、ほんとうに。
ところが、少し前に離婚してからは、
恋愛は「良くないもの」ではなくなって「しまった」んですね。
だから、結婚していたころからの好きな人に、どうにも近づけなくなってしまいました。
離婚して自由になったのだから、いくらでも会えばいいじゃないかと、自分でも思うのですが、
なにかと理由を作って会おうとしませんでした。
ともだちにも首をひねられ、わたし自身、どうしてこうなるんだろう、
なぜ勇気を出せないんだろう、と不甲斐なく思っていたのです。
それが、おかげさまで、先日のダウンロードで消えました。
いや、消えたから、上に書いたようなことが見えてきたのですね。
思い込みのなかにいるときは、まったく五里霧中ですものね。
このように、現実が思い込みを外せるように整ったのにも関わらず、
思い込みはそれについてこられず、混乱して怯えている、というケースもあるんですね。
いまは、彼のことを、好きだなあ、と思うこと自体にすごく幸せを感じます。
恋愛と性というものを初めて経験してから30年余り、
自分はいったい何をしてきたんだろう、と茫然とする思いもあります。
浦島花子ってやつですね。
親が無自覚に見せる姿が、こどもにこんなにも影響を与えるものとは。
自分が親としてこどもに与えた影響についても考えますが、
いまわたしが思い込みを外せたのだから、こどもたちも大丈夫だ、と信じます。
おかげさまで、あのわたしのままで死なずに済みました。
とよさん、ほんとうに、ありがとうございました。
またお目にかかって、ゆっくりとお礼がいえたらと思います。
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