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「恋愛、性は、良くないもの」それは両親のなぞりだったのです。

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● 「恋愛、性は、良くないもの」それは両親のなぞりだったのです
 
こんにちは。岩田とよです。
 
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先週の土曜日に開催した、
 
「AC卒業セミナー 女性性とパートナーシップ」の中で、
 
「恋愛、性は、良くないものだ」という思い込みを、
 
「男女の関わりは、愛を深める美しい営みだ」に書き換える、
 
という項目があったのですが。。
 
 
そのダウンロードを受けられた後の、気づきと変化について。
 
50代の女性が、体験談を送ってくださいました。
 
ひとりの女性の、恋愛と、性と、結婚と、母と娘。
 
お時間がある時に、じっくり読んでいただきたいと思います。
 

とよさん、こんばんは。

 

先日の「AC卒業セミナー 女性性とパートナーシップ」では、どうもありがとうございました。

 

セミナー中、いくつも、我が意を得たり、という言葉があったのですが、

 

ベストワンが「元気になってだらだらする」でした。

 

わたしはずうううっと、元気がなく(人からはもれなく、元気そうねといわれるのですが、自分のなかでは)疲れやすく、

 

いつもいつもだるいので、だらだらだらだらしていました。

 

これでもし、いろいろラクになって、元気になってしまったら、しゃきしゃき働かなければならないのか、

 

いやだなああ(だるい自分が考えるわけですからね)と思っていました。

 

しゃきしゃきちゃっちゃか働かなくちゃならないくらいなら、ずっとだるいほうがいいよ、というメリットがあったんですね。

 

それが、この「元気になってだらだらする」を聞いたとたんに理解できて、

 

ああ、いいなー、と解放感を覚えたのでした。

 

それで、帰宅したら、ほんとうに体がラクでした。

 

ようし、今夜から元気でだらだらの始まりだあ、ととてもワクワクしました。

 
 
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そんなラクな状態で、つらつら考えていたら、すごいことがわかってしまいました。

 

「恋愛や性は良くないものである」の書き換えのときに、

 

んん?という抵抗を感じたのですが、これはほんとうにわたしの最強の、といってもいい思い込みでした。

 

わたしは婚外子として生まれました。

 

父は妻子を捨てて、母とわたしとの暮らしを選びました。

 

父は母を愛しているとわたしにもいっていました。

 

母も15歳離れた父を好きになったいきさつなど話してくれていました。

 

だから二人は「恋愛」をしたのであり、濃密な「性」の世界をくぐったと思いますが、

 

それらは、第三者を裏切ったり、傷つけたりしたので「良くないもの」でした。

 

しかし、それがなければわたしの存在はありません。

 

だから、わたしは「恋愛は性は良くないもの」と思いながらも、避ける方向ではなく、

 

自分も憧れるようになっていたのです。

 

ただし「良くない」状況において、ということです。

 

それは両親のなぞりであって、わたしの知るたった一つの形だったのです。

 

 

だから、結婚前には既婚者を好きになりましたし、

 

結婚してからは夫以外の人を好きになりました。

 

恋愛と性についてはつねに「良くないもの」として成立させてきました。

 

書いていると恐ろしいですねえ、ほんとうに。

 

 

ところが、少し前に離婚してからは、

 

恋愛は「良くないもの」ではなくなって「しまった」んですね。

 

だから、結婚していたころからの好きな人に、どうにも近づけなくなってしまいました。

 

離婚して自由になったのだから、いくらでも会えばいいじゃないかと、自分でも思うのですが、

 

なにかと理由を作って会おうとしませんでした。

 

ともだちにも首をひねられ、わたし自身、どうしてこうなるんだろう、

 

なぜ勇気を出せないんだろう、と不甲斐なく思っていたのです。

 

 

それが、おかげさまで、先日のダウンロードで消えました。

 

いや、消えたから、上に書いたようなことが見えてきたのですね。

 

思い込みのなかにいるときは、まったく五里霧中ですものね。

 

 

このように、現実が思い込みを外せるように整ったのにも関わらず、

 

思い込みはそれについてこられず、混乱して怯えている、というケースもあるんですね。

 

いまは、彼のことを、好きだなあ、と思うこと自体にすごく幸せを感じます。

 

 

恋愛と性というものを初めて経験してから30年余り、

 

自分はいったい何をしてきたんだろう、と茫然とする思いもあります。

 

浦島花子ってやつですね。

 

親が無自覚に見せる姿が、こどもにこんなにも影響を与えるものとは。

 

自分が親としてこどもに与えた影響についても考えますが、

 

いまわたしが思い込みを外せたのだから、こどもたちも大丈夫だ、と信じます。

 

 

おかげさまで、あのわたしのままで死なずに済みました。

 

とよさん、ほんとうに、ありがとうございました。

 

またお目にかかって、ゆっくりとお礼がいえたらと思います。

 
こちらこそ、ここまで個人的なことをシェアしてくださったこと、感謝します。
 
 
現状では、何も問題がない。
 
頭では、理解している。
 
それでも、なぜか動けない。
 
それは、意識より思考より、無意識の力の方がずっと強いから。
 
 
どうして、いつも、こうなってしまうのだろう。。
 
その答えは、きっと、あなたの無意識の中に。
 
そして、それは、いつからでも変えられるのです。
 

池袋、Skype、お電話でセラピーを行っています。恵比寿、原宿、表参道、飯田橋、高田馬場。

自己嫌悪、依存症、共依存、トラウマ、劣等感、焦燥感、完璧主義、コンプレックス、自尊心・自己肯定感、回復方法あります。
 

 
 
 
 

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