● トラウマと、記憶のいろいろ
こんにちは、岩田とよです。
今回は、長文で、業界話ですみませぬ。。
ブログの書き方、修行中^^;
・
あなたは、トラウマと言われるような、
過去にあった悲しい思い出や、こわい場面を、
何かのきっかけによって突然、思い出して
なんども同じ感情を味わって、苦しんでいませんか?
戦争や、災害の場合はわかりませんので、
アダルトチルドレンに限ってお話ししますね。
こちらの動画でも、お話ししていますが、
トラウマによって、突然のフラッシュバック
(過去のできごとが突然思い出されたりして、
同じシーンや感情を味わう)
に苦しめられている方でも、
過去のできごとによって、今、苦しんでいるのではありません。
「わたしは価値がない」
と思うことで、生きていけると思っているので、
過去のできごとを取りに行かされている状態なのです。
セラピーでは、過去のシーンを扱いません。
ただ、そのシーンに、
どんな「意味づけ」がされているか
を、ご一緒に探っていきます。
通常、記憶には、
エピソード記憶(過去のできごとなど)
意味記憶(事実だと思っているもの、意味づけ)
手続き記憶(どのように対処するかなど、体で覚えたこと)
などがある、と言われていて、
アダルトチルドレン業界では、
過去のシーンを、違うイメージに変えようとしたり
(エピソード記憶)
意味づけ、捉え方を変えようとしたり
(意味記憶)
行動の仕方のスキルを学んで、トレーニングしたり
(手続き記憶)
と、いろいろな方面からアプローチします。
わたしが試したことで言うと。。
過去のシーンを変える、は、
ドラマセラピーや、NLPのビジュアル・スウィッシュなど。
捉え方を変える、は、
認知行動療法。
対処の仕方、行動を変える、は、
アサーティブネスや、認知行動療法などでしょうか。。
個人的な経験で言うと、救われたのは、現実の人間関係で活用できた、アサーティブネスですね。。
ただ、今、私がセラピーの現場で経験するのは、
そのシーンに、どのような意味づけがされているか、
という意味記憶、思い込みを書き換えることができれば、
過去のできごと(エピソード記憶)を思い出しても平気になり、
どのように対処するか、どのような行動をとるか、という
(手続き記憶)も、自然に変わる、というケースばかり。
思い込みを変えると、3つとも解決できるのです。
例えば、「わたしは、価値がない」と思うことで生きていける、と思っているから、
過去の、「価値がない証拠」のようなシーンを取りに行き、
自分の意見を言わない、萎縮する、遠慮する、
という対処の仕方や、行動が生まれている。
それを「わたしは、生きているだけですばらしい」に変えると、
過去のシーンを思い出しても、
そこに意味づけがされていないので、
嫌な感情が湧いてこない。
「わたしは、生きているだけですばらしい」と思っているので、
自分の感情や、考え方を大事にできる。
行動においても、自然に自分を尊重してあげることができるのです。
大事なことは、
トラウマがあっても、
嫌なシーンを追体験しないで、
生い立ちや、過去のできごとからも自由に、
今から、ちゃんと、しあわせに生きていける。
ということ。
そして、今から何年もかけて身につけるのではなく、
自然に、自分を大事にすることが、できるようになっていく。
ということ。
・
最後まで読んでくださった方、いらっしゃるかしら。。
お付き合いいただき、ありがとうございました^^
もうちょっと、わかりやすく、短く書けるよう精進しますっ
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